1月のスキンケア指導士養成講座、全3回が終了し、本日は試験対策講座を担当しました!
・普段のサロンワークで知識をどう活かすのか
・こんなお客様の場合は何とアドバイスするのがベストなのか
などの疑問点を解決していき、さらに沸いてくる疑問を解決する時間でもあります。
もちろん試験に合格するための対策講座なのですが、暗記すれば合格するわけではないので、受講者様が自分の言葉で説明できないところを洗い出し、基本に立ち返りながら理解を深めていきます。
試験問題は、レジュメからしか出題されないのですが、ANSEMの公式問題集をご用意いただいている方も多く、皆さまとても勉強熱心なので、私もその思いにお答えできるよう、できるだけわかりやすく例え話を用いながらお答えしています。
とくに、化粧品に関係する法律「医薬品医療機器等法」や「景品表示法」についてのご質問をいただくのですが、正直に言うと1回で理解するのは本当に難しいです。
日本語は語彙も多いので、言葉の言い回しによっては、白になったり黒にもなりえることもあります。
法律なので、私たちが白黒判断するわけではないですが、明らかに黒な事柄は、人体の構造と機能を考えるとわかりやすいのではないでしょうか。
例えば、『このサプリメントを飲むと痩せる』の場合、痩せるためには脂肪を燃焼させなければいけません。
サプリメントを飲んだところで”脂肪を燃焼”させることが難しいのは、脂肪を燃焼させるために、エネルギーに変換する必要がありますし、それは筋肉が行うことでもあります。
なのでシンプルに“運動する”もしくは”筋トレする”などがベストというのは想像しやすいですよね。
やはり『〇〇だけで痩せる』という言葉は魅力的ですし、惹かれがちですが、一旦落ち着いて考えると、不可能に近いということがわかります。
このように、冷静に判断をするには、何度もインプットとアウトプットを繰り返すことで慣れていくものだと考えています。
スキンケア指導士資格を授与された後も、いつでも質問ができるLINEグループを活用していただいたり、サポート講座、知識のアップデート講座も行っています。
資格を取得して終わりではなく、サポート体制があるので、自分では判断しかねるというものも講師の意見が聞けるので嬉しいとのお声もいただいています。
自分の疑問はみんなの疑問でもあるので、一緒に知識のレベルアップをしていきましょう!
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