今日からできる3つ!肌細胞のポテンシャルを最大限に引き出す方法

インナーケア
「透明感がある肌」、「ニキビがない肌」、「シミがない肌」など
理想とする肌になるため、スキンケア方法やスキンケアアイテムに注目しがちではありませんか?

確かにスキンケア方法やスキンケアアイテムの選び方は大切ですが
新しいアイテムを試す前に、生活の中に隠れている”かんたん”な方法を試してみてほしいなと感じます。

スキンケアよりも重要なのに”かんたん”に実践できること3つ!

それは「睡眠」、「運動」、「食事」

えっ?!そんなこと?!と思うかもしれませんが、実はこの3つを意識するだけで
肌の悩みを改善することも夢ではありません。

・高級化粧品といわれるスキンケア製品を使用しているのに効果を感じられない。
・ブースターや美容液など数種類のアイテムを使用しているのに、肌悩みが改善されない。


など、今までスキンケア製品にフォーカスしていたかたには、とくに意識してほしいと思います。

①睡眠

質のいい睡眠とは?

・寝付きがいい
・起床予定時間まで1度も起きない
・目覚めがスッキリしている


一般的に6時間から8時間睡眠がいいといわれていますが
質のいい睡眠ができているなら、そこまで睡眠時間は気にしなくてもいいでしょう。

・3時間程度で日中の活動に支障がでない人
・10時間程度でも日中の活動に影響がでる人

など個人差があるので、日中の活動に影響がでない睡眠が取れているのかが重要なのです。

寝付きをよくするためには「朝日を浴びる」ことがひとつ。
朝日を浴びることで、約15時間後の夜眠る時間に睡眠ホルモンともいわれる、メラトニンが分泌されます。

例えば
・6時に起床する人は、15時間後の21時にメラトニンが分泌されはじめる
・9時に起床する人は、15時間後の0時にメラトニンが分泌されはじめる

となるので、起床時間が早い人は必然的に早く眠たくなるのです。
メラトニンの分泌が増え始めると、自然な眠気もあり、体内時計もリセットされるので
起床したらカーテンや窓を開け、朝日を浴びるようにしましょう。

睡眠時間が短いと肌が荒れる?

睡眠中には、成長ホルモンというが細胞を新しく生みだしたり、肌細胞の修復などを促してくれるホルモンも分泌されます。
睡眠時間が短いと、成長ホルモンの分泌も不安定ということになります。

そして男性ホルモンの分泌も盛んになり皮脂が分泌されるので、ニキビができやすい人は、睡眠不足が原因ということもあります。
また、肌の生まれ変わりもスムーズに行われにくいので、くすみの原因にもなりがち。

幸せホルモンや美肌ホルモンと呼ばれる「セロトニン」は、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を促すため
肌の潤い、睡眠の両方のためにも、セロトニンの分泌を促すことを意識しましょう。

ショートスリーパーでないかぎり、極端に短い睡眠時間にならないように気をつけましょう。

②運動

適度な運動とは?

運動やスポーツが習慣化してる人の場合は、いわずもがななので
運動やスポーツをしていない人の場合のことをお伝えします。

無理に激しいスポーツや筋トレなどを取り入れるのではなく、肉体的な疲労感を少し感じるくらいがベスト。

例えば
・いつもはエスカレーターorエレベーターだけど階段にする
・仕事が早く終わった日は一駅分歩く
・腹筋を20回しているけど、30回にしてみる
・全く運動や筋トレをしていないので、ストレッチからはじめてみる


などライフスタイル、自分の筋力と相談しながら無理のない範囲で取り入れてみましょう。
ダイエットや筋力アップのための”運動”ではないので、それはまた別の機会に詳しくご紹介しますね。

運動不足だと肌が荒れる?

筋肉を動かすということは、絶え間なく流れる血流がスムーズに流れるようサポートをするということ。

血流は、酸素や栄養素などを乗せた血液の流れのことで、心臓から出発し、身体の隅々まで流れています。
そして、いらなくなったもの、俗にいう老廃物といわれるものを回収し心臓へと戻り、また新たに酸素や栄養素などを全身へ運ぶという役割もあります。

もちろん肌を作る細胞にも栄養を届けているので、血行不良といわれる状態になると、肌を作る細胞が栄養不足になり”いい細胞”を作ることが難しくなります。

そうなると必然的に、未熟な肌細胞が産みだされ、肌細胞の水分保持能力や、油分産生能力も低下してしまい
肌荒れの原因として肌に影響を及ぼすのです。

そのため、できるだけ健康的な肌細胞が作られるよう、酸素や栄養を運ぶ血流を促すことが重要なのです。

③食事

バランスのいい食事とは?

厚生労働省のホームページにも掲載されている「食事バランスガイド」のように
炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンの五大栄養素のバランスが整っていると
バランスのいい食事といわれています。

「食事バランスガイド」は、望ましい食生活についてのメッセージを示した「食生活指針」を具体的な行動に結びつけるものとして、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかの目安を分かりやすくイラストで示したものです。

厚生労働省と農林水産省の共同により平成17年6月に策定されました。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-syokuji.html
ダイエットのためと、主食の炭水化物を抜いた食事をしているかたもいますが
炭水化物は身体を動かすエネルギー源でもあるので、極端に減らすと身体の調子を損なってしまったり
また、満足感も得にくく逆に食欲が収まらないなどということにもなりかねません。

というのも、人の身体をコントロールしているのは脳。
お腹がすいた、眠たい、物事を考えたり、記憶したり、運動機能をつかさどっていたりと、さまざまな指令をだす司令塔でもあります。

脳が栄養不足になると、ホルモンの分泌がうまくいかなかったり、自律神経が崩れてしまったり、免疫機能も思うように働いてくれません。
生きるために必要な脳のためにも、栄養バランスは整えておくに越したことはありませんね。

偏った食生活は肌が荒れる?

偏った食生活とは
ビタミン不足であったり脂質過多であったりなど、なにかが少なすぎる、なにかが多すぎるという極端な状態のこと
肌を作る細胞は、特定の栄養素だけでは作ることはできません。

例えば
肌はもちろん、爪も髪もタンパク質でできています。
だからといって、タンパク質を多く含む食材だけを食べても肌や爪、髪にはなりません。

タンパク質を多く含む食材を食べ、胃で消化され、腸でアミノ酸まで分解され、栄養として吸収。
そして、アミノ酸が再びタンパク質になるには、ビタミンCのチカラが必要なのです。

また細胞を包む脂の膜(細胞膜)を作るには、脂質が必要。
このことからも、偏った食生活は、「いい細胞を作りにくいな」と想像できるのではないでしょうか。

肌の細胞は、今この記事を読んでいるあいだも新しい細胞を作りだしています。
とはいえ”今”作られている細胞が”明日”肌になるわけではありません。

肌にはターンオーバーという細胞が生まれ変わる仕組みがあり、栄養を吸収しながら、少しずつ成長し、最後はアカとなって排出されていきます。
※一般的にターンオーバーのサイクルは約4週間から6週間。

このサイクルが整っていると、肌は荒れにくくなります。
ただし、ビタミンやミネラル不足、脂質を多く取りすぎているなどの、食生活の乱れでも容易にサイクルは崩れてしまうので、肌荒れやニキビなどの原因になってしまします。

内側からツヤがあふれる肌になるために

理想の肌を追求するためには、スキンケア製品のチカラも、もちろん必要。
ただし、もともと備わっている自分の細胞のポテンシャルを引きだすことが、とても重要だと考えています。

本当は、水分保持能力も高い細胞を作ることができるのに、睡眠不足や栄養不足などで不完全な細胞になってしまったなんて
もったいなくないですか?
だから、せっかくのスキンケア製品もチカラを発揮することが難しくなり、「効果を感じにくい」ということにも繋がります。

①新しい細胞を作ったり、細胞の修復のために質のいい睡眠。
②細胞へ栄養を届けるために、運動で血流の促進サポート。
③細胞の栄養源のために、バランスのいい食事。


この3つを意識し、理想とする肌を目指していきましょう。

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