メイク講師向けにスキンケア講座を開催!

過去のお仕事

全3回で行われるスキンケア指導士養成講座。毎月開催するのですが、受講者様の職業は様々です。
今回はマンツーマンで開催!
スキンケアクラスも開講しているメイク講師の方に受講いただきました。

受講理由は?

「スキンケアプログラムを開講しているけど、どんな肌質の人にどの化粧品をご提案するのがベストなのかを成分から理解したい。」とのことでした。

とはいえ、いきなり成分のことを理解するのではなく、基本的な皮膚構造なども、お客様にお伝えしているとのことなので

・肌細胞が成長していく過程
・肌が乾燥する理由
・ニキビが発生すると考えられる原因のそれぞれ
・毛穴ケアの方法


など、専門用語を使用せずに、どのように伝えるとわかりやすく、お客様にも理解していただけるのかということをディスカッションしながらすすめていきました。

マンツーマンだからできること

少人数制とはいえ、複数人の受講者の方がいると、質問もしにくかったり、本当にモヤモヤしているところ(メイク講師の方の場合は、お客様に伝わる伝え方も知りたい。自身のサロンで扱っている製品の成分を理解したい)が、うやむやになることも。

すっきり解決できるというのはマンツーマンの良さではありますよね。

受講人数は?

少人数制なので、最大でも10名以下となります。

10名以上になると、それぞれのモヤモヤが解決できないこともあるので、私も不完全燃焼なのです。お客様の顔を思い浮かべながら、講座を受講しているかたが多いので、そのお客様が次回の来店までに、アドバイス方法を見つけたいですしね!

化粧品成分は覚えるべき?

化粧品に使用される成分の種類は1万種以上。とてもではありませんが覚えきれません。

そして毎日のように、新しい成分も登録されているので増える一方。
私たちは化粧品を処方する人ではないので、ある程度どの化粧品にも配合されているような、「セラミド」、「グリセリン」、「ヒアルロン酸」、「BG」、「DPG」などの水溶性成分。

「ワセリン」、「植物油脂」、「エステル油」、「高級、低級脂肪酸」、などの油溶性成分は覚えておく必要があります。

薬用化粧品の場合は、有効成分の知識も必要ですね!


合わせて界面活性剤も数種類は覚えておくと

・化粧水
・乳液
・美容液
・クリーム
・クレンジング


と、あらゆる化粧品を選ぶ際に、大まかな使用感の予測や、肌悩みに適した有効成分などもアドバイスができるのではないでしょうか。

スキンケア指導士として

『スキンケア指導士 資格試験』は必須ではないので、受験しないかたも多くいらっしゃいます。ですが、カウンセリングをするうえで必要な、カウンセリング方法を学ぶには資格試験が必須となっています。

皮膚科学や、栄養学、腸内細菌、皮膚常在菌、ホルモンバランス、化粧品成分などを学んでも、カウンセリング方法を間違えると、ただの主観的な”知識の押しつけ”になってしまいます。

カウンセリングとは、そのお客様に合う化粧品を、ただ単にすすめるのではなく、『お客様の肌悩みを引き出し、解決する方向に向かって一緒に歩んでいく』というのが本来のカウンセリング。


とくにニキビでお悩みの方の場合は、医師の介入が必要不可欠。医師から診断、薬を処方してもらい、“普段の生活の中で、ニキビの悩みが解消できるようなことをご提案しサポートする”というのが私たちのできることです。


様々な方法をご提案し、その中でお客様が実際に取り組めることを選んでいただく。プロとして生活の中に溶け込むスキンケア、インナーケアのご提案をしていきたいですね。


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